2025/06/15
BCNR33 168号車は、
サイドステップインナーの修復に入っていますが、
ジャッキアップ部は、
作成完了していましたので、
インナー全体を作成しました、
それらを
取り付けて、補強パネルをつければ右側のステップも完成になります。
インナーの新品がまだ入手できれば交換だけで修理完了なので一瞬とはいかなくとも簡単に修理できるのですが・・・、インナーに限らず、もしすべてのパネルパーツが新品で販売しているならば作業時間は10分の1くらいなんだろなー、とか考えてしまいます。
手作りで一点づつ制作していくのは非常に時間がかかる上に、叩いて曲げて溶接したりと加工することで、新品パネルに比べて錆びやすかったり強度的に弱かったりすると思います。
理想は純正品同様プレスにて工場生産です。
ストラットタワー製造で色々と勉強になりましたが、形状の精度と強度を確保しようと思うと非常に大きな金型と高加重のプレスが必要になります、数千個単位で製造するのであれば1個あたりの価格も下げれますが、100個以下だと単価が高額になってしまいます。
価格を下げる方法もあるのですが、それはパネルの材料を柔らかく(弱く)することで金型が小さくなりプレスの圧力も小さくすることですが、それだと製品自体の強度も当然下がります。
あまり応力のかからない(必要としない)外装などであればそれでもいいですが、骨格を構成しているパネルでは問題になります。
メタルを製作できる3Dプリンターもかなり普及してきているようですので、1点ものなら今後はプリンター制作も希望があるのではと思います。
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2025/06/09
BNR32 173号車 はエンジン搭載前の作業ですが、
放置期間の間にブレーキもクラッチも液漏れしていましたので、内部の腐食もある為交換します、
クラッチはブースター内にもフルードが侵入していた為こちらも交換です。
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2025/06/03
BNR32 173号車 は、エンジンのリフレッシュも
まもなく完成です。
アルミパーツは、
ウェットブラストできれいにしてから装着します。
車体の方もエンジン搭載準備を進めます、降ろした燃料タンクは洗浄してから、
ホース類を交換します。
事前に古い燃料は抜き取りポンプも交換しています。
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2025/05/31
BCNR33 168号車は、右側サイドステップの再生ですが、
サイドステップはアウターだけでなく、インナーとフロアで接合面まで腐食が進んでおり、
ジャッキアップポイントの内部も腐食で補強パネルが一部なくなっていました、
以前にも紹介していますが、っここの腐食の原因はボディ下側にはシール材がなく車内側にのみシール材がありますので、下から水が入ります、よってこの隙間が腐食します。
まずはインナーも取り外して、
フロアの欠損部分は、
個別に再生、
ジャッキアップポイントの補強パネルは新たに作成。
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2025/05/30
BNR32 173号車は、
洗浄後のエンジンにパーツを組付けていきます、
塗装が劣化して剥げているので、サージ、ヘッドカバー等を再塗装します。
まずは旧塗装をサンドブラストで剥離します。
サンドブラストだと肌が荒れたままなので、見た目も悪いですし腐食もしやすいので、
未塗装仕上げの部分はウェットブラストします、
カムカバーのオイルフィラーキャップ部分も同じくです。
塗装までの下処理で200℃くらいで一度焼きます、ウェットブラストで水がかかっているのとアルミの巣穴などに不純物もありますので、それらを飛ばします。
パウダーコートで塗装しますので、焼き付け温度は約180℃になります、その為通常のマスキングテープでは耐えれないの耐熱マスキングテープを塗装したくない場所に施工します。
パウダーコート完了です。
シンナーや硬化剤など溶剤を使用しないパウダーコートは耐熱性だけでなく、パーツクリーナーやブレーキフルード、エンジンオイルなどに対する耐性も通常の溶剤塗装をはるかに上回ります。
プラモデルなどの置物ではありませんので、使用環境に適した手法、材料がいいと思います。
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2025/05/25
BNR32 173号車の作業を開始いたします、
7~8年間、乗らずに保管されていた車両を、オーナー様の要望で公道復帰させます。外装のヤレもありますが、まずは走行させるところから手を付けていきます。
引き取り時はもちろん不動でしたのでまずは現状把握のために、燃料関係をとりあえず中品を駆使して交換しオイルなど循環させて確認しました。
この段階でエンジン内部に異常があればエンジンもOHが必要だったのですが、圧縮圧力も基準値内で無事にエンジン始動もできましたので一旦エンジン内部はそのまま補器類のリフレッシュを行い、ブレーキもクラッチもダメになっていますので確認を進めていきます。
もちろん予算無制限であればエンジンも分解して交換できるものはすべて交換が望ましいですが、そうでない場合、事前の予算の確定が非常に困難です。
分解しなければわからない箇所や、走らせてみないと異常があるか確認できないなど作業を進めてみない事には判断できない事が多くあります。
その為必ず交換が必要な部品や作業を選別し、2度手間の可能性はありますが、とりあえず大丈夫そうなものはそのままでまずは安全に走ることを優先して、走り出してからさらに気になる個所をピックアップして手を入れていくことが最終的には復帰までの近道になるのではと思います。

Posted in BNR32 173号車 |
2025/05/19
BNR34 172号車は、
器具に取り付け回転させます、
シャーシブラックが塗装されていますが、ドライアイスブラストではがしてみると、
錆びだらけです。
やはり錆の上から錆を隠していただけのようです。
ドライアイスブラストでは基本的に錆は取り除けませんので、ここからは手法を変えて錆の除去を行います。
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