BNR34 174号車

2025/07/09

BNR34  174号車に着手します。

IMG_2830まずは分解から、

IMG_2946まずはエンジンやサスペンションなど機関関係を

IMG_2831定番の箇所には、

IMG_2834錆が始まっています。

IMG_3016そして回します。

IMG_3017新車時にアンダーコートが塗られていない箇所には

IMG_3020飛び石傷などから、

IMG_3021錆が発生してきています、

IMG_3026まずは錆除去から・・。

BNR32 161号車 24

2025/07/05

BNR32 161号車は、諸事情ありエンジンのOHも行わせていただく事になりました。

IMG_2899まずは腰下から、

IMG_2900クランクも曲がり修正、ダイナミックバランス、ラッピング等加工済みです。

IMG_2921HKS鍛造ピストンを組付け、

IMG_2928既に完成していたヘッドを載せて本体完成、オイルポンプも新品で。

リアメンバーリフレッシュ

2025/07/01

シャーシリフレッシュ作業でもちろんリアメンバーブッシュも交換しますが、メンバーやアーム類も錆が目立つ車両が多くあります、それらの車両に対してシャーシブラックやそれに準じた吹き付け塗装でもいいのですが、ワンランク上の塗装を行います。

 

塗装としてのランクが上なのではなく、用途に応じて塗装も使い分ける事でより効果を発揮します。

光沢、艶など美観なのか、錆やUVへの耐久性等です。

当社で下回りのパーツやエンジン周辺パーツによく使用するのがパウダーコートやセラコートです。ここではパウダーコートについてごく簡単に紹介させていただきます。

 

その名の通りパウダー(粉体)を電気的に対象物に吸着させてその後高温でパウダーが溶けるまで熱して硬化させる塗装方法になります。

利点としてはパウダーが曲面や隙間に入り込むので複雑な形状にも対応でき、また電気負荷で吸着するので膜厚が均一に施工しやすいです。

そして塗膜が硬化後もある程度の柔軟性を持っていますので、密着性もいいです。

純正からサスペンションのスプリングやスタビライザーなどはパウダーコートのものが多いです。

 

また溶剤を使用しないことで、耐溶剤性が高く、ブレーキフルードやパーツクリーナー、オイルなどにも通常塗装に比べて耐久性が高いです。

その為飛び石などの飛来物や、高温、各種溶剤にさらされる可能性などを考えると足回りやボディ下部の部品への塗装には最適だと思っております。

IMG_2860ブッシュを抜き取ったリアメンバーをまずは錆や旧塗装をブラストで落とします。

IMG_2864剥離完了です。

IMG_2869パウダーを吸着させた状態です、また焼き付けていないので、これから約190℃で焼き付けます。

IMG_2888あとはブッシュを圧入して完成です。

BCNR33 168号車 19

2025/06/15

BCNR33 168号車は、

IMG_1525サイドステップインナーの修復に入っていますが、

IMG_1524ジャッキアップ部は、

IMG_2574作成完了していましたので、

IMG_2713インナー全体を作成しました、

それらを

IMG_2722取り付けて、補強パネルをつければ右側のステップも完成になります。

インナーの新品がまだ入手できれば交換だけで修理完了なので一瞬とはいかなくとも簡単に修理できるのですが・・・、インナーに限らず、もしすべてのパネルパーツが新品で販売しているならば作業時間は10分の1くらいなんだろなー、とか考えてしまいます。

手作りで一点づつ制作していくのは非常に時間がかかる上に、叩いて曲げて溶接したりと加工することで、新品パネルに比べて錆びやすかったり強度的に弱かったりすると思います。

理想は純正品同様プレスにて工場生産です。

ストラットタワー製造で色々と勉強になりましたが、形状の精度と強度を確保しようと思うと非常に大きな金型と高加重のプレスが必要になります、数千個単位で製造するのであれば1個あたりの価格も下げれますが、100個以下だと単価が高額になってしまいます。

価格を下げる方法もあるのですが、それはパネルの材料を柔らかく(弱く)することで金型が小さくなりプレスの圧力も小さくすることですが、それだと製品自体の強度も当然下がります。

あまり応力のかからない(必要としない)外装などであればそれでもいいですが、骨格を構成しているパネルでは問題になります。

メタルを製作できる3Dプリンターもかなり普及してきているようですので、1点ものなら今後はプリンター制作も希望があるのではと思います。

 

BNR32 173号車 4

2025/06/09

BNR32 173号車 はエンジン搭載前の作業ですが、

IMG_2685放置期間の間にブレーキもクラッチも液漏れしていましたので、内部の腐食もある為交換します、

IMG_2654クラッチはブースター内にもフルードが侵入していた為こちらも交換です。

BNR32 173号車 3

2025/06/03

BNR32 173号車 は、エンジンのリフレッシュも

IMG_2613まもなく完成です。

IMG_2615アルミパーツは、

IMG_2616ウェットブラストできれいにしてから装着します。

IMG_2625車体の方もエンジン搭載準備を進めます、降ろした燃料タンクは洗浄してから、

IMG_2626ホース類を交換します。

事前に古い燃料は抜き取りポンプも交換しています。

BCNR33 168号車 18

2025/05/31

BCNR33 168号車は、右側サイドステップの再生ですが、

IMG_1525サイドステップはアウターだけでなく、インナーとフロアで接合面まで腐食が進んでおり、

IMG_1524ジャッキアップポイントの内部も腐食で補強パネルが一部なくなっていました、

image33以前にも紹介していますが、っここの腐食の原因はボディ下側にはシール材がなく車内側にのみシール材がありますので、下から水が入ります、よってこの隙間が腐食します。

IMG_2561まずはインナーも取り外して、

IMG_2572フロアの欠損部分は、

IMG_2573個別に再生、

IMG_2574ジャッキアップポイントの補強パネルは新たに作成。

 

BCNR33 168号車 17

2025/05/30

BCNR33 168号車ですが、

IMG_1521出来るだけ車両内部まで切開して、

IMG_1946処理を行ってきた、右側も、

IMG_1950パネルを一枚づつ復元して、

IMG_2546インナーは完成です。

次はサイドステップインナーを・・。

BNR32 173号車 2

2025/05/30

BNR32 173号車は、

IMG_2489洗浄後のエンジンにパーツを組付けていきます、

IMG_2502塗装が劣化して剥げているので、サージ、ヘッドカバー等を再塗装します。

IMG_2516まずは旧塗装をサンドブラストで剥離します。

IMG_2517サンドブラストだと肌が荒れたままなので、見た目も悪いですし腐食もしやすいので、

IMG_2529未塗装仕上げの部分はウェットブラストします、

IMG_2530カムカバーのオイルフィラーキャップ部分も同じくです。

IMG_2528塗装までの下処理で200℃くらいで一度焼きます、ウェットブラストで水がかかっているのとアルミの巣穴などに不純物もありますので、それらを飛ばします。

IMG_2545パウダーコートで塗装しますので、焼き付け温度は約180℃になります、その為通常のマスキングテープでは耐えれないの耐熱マスキングテープを塗装したくない場所に施工します。

IMG_2549パウダーコート完了です。

シンナーや硬化剤など溶剤を使用しないパウダーコートは耐熱性だけでなく、パーツクリーナーやブレーキフルード、エンジンオイルなどに対する耐性も通常の溶剤塗装をはるかに上回ります。

プラモデルなどの置物ではありませんので、使用環境に適した手法、材料がいいと思います。

BNR32 173号車 1

2025/05/28

BNR32 173号車は、

IMG_2473降ろしたエンジンの補器類を分解しました、

IMG_2475これから洗浄します。

IMG_2476配管類も腐食が進んでいますね、

IMG_9604ホースや配管など劣化したパーツを交換しています。