BCNR33 168号車 5

2024/11/02

BCNR33 168号車は、パネルの製作点数が多く、進行が少しづつにはなりますが、

IMG_8154ステップインナーとフェンダーインナーを製作して

IMG_8289さらに内部から作業します、

IMG_7762フロアの錆も少し突くと

IMG_7909室内へ貫通しましたので、

IMG_8305重なるパネルを作成して復元

 

IMG_9792

そこからステップ側も腐食箇所を復元、

IMG_9789次はリアのここ部分を、

IMG_9793作成して交換します。

2024 R’sミーティング

2024/11/01

2024 R’sミーティング参加された皆様お疲れ様でした。

IMG_9682完成車と製作途中の2台を展示させて頂きました。心配していた雨もギリギリ持ちこたえてくれました。

IMG_9675帰ってからは製作再開です。

そして来週からは、

IMG_4534R’Sミーティング2023で展示させていただいた、この2台がアメリカ ラスベガスで開催されるSEMAショー2024に展示されますので、参加してきます。

 

 

Built by legends 車両製作 6

2024/10/25

10月27日は富士スピードウェイにて開催されるR’sミーティングに出店しておりますので、お越しの際は是非お立ち寄りください。

展示車両はBBL R33の完成体と、BBL R34の製作途中になります。

当店は、ここ数年はボディのみを展示して翌年にその完成体を展示という流れになっております。今年も中途半端な一台を展示させて頂きます、中途半端故に下回りやエンジンルームなど普段は見えない部分の仕上げも確認して頂けるかと思います。

IMG_85612年前に展示したR34は、

IMG_8560外装の差こそあれボディのみでしたが、

昨年は2台とも完成して

IMG_4534完成体を展示、

IMG_E8541この2台はアメリカのカーショーに展示予定です、この件はまた次回に・・。

IMG_9393今年のR’sはまずはR33と

IMG_7254ド派手なR34を展示させて頂きます、2台とも光源と角度によって見えたり、見えなかったりする”ゴーストストライプ”をペイントで入れていますので、現車でストライプを見つけてください。

IMG_9599

 

 

Built by legends 車両製作 5

2024/10/17

BBL車両ですが、今年のR’sミーティングに展示させて頂きますので、お越しの際には是非当店ブースにもお立ち寄りください。

エンジンはMine’sコンプリートエンジンです、エンジン始動とセッティングにMine’s中山氏にお越しいただき作業して頂いております。

IMG_9544その隣のリフトでは、

IMG_9537次のBBL車両の分解がはじまっています。

IMG_9487さらにその隣のリフトではVスペック2が完成しましたので、

IMG_9498間もなく納車となります。やはりベイサイドブルーはBNR34によく似あいますね。

 

 

Built by legends 車両製作 4

2024/10/08

Built by legends 車両では、ほぼすべての部品に対して何かしらの手を加えています、新品が入手できる物は新品ですが、そのまま取り付けるのではなくデザインの為であったり性能を上げる為に加工や塗装を行います。

すでに生産廃止の部品に関しても点検整備、分解整備とアップデートを行います。

IMG_9435ワイパーモーターですが、完全分解してパーツごとに加工、処理します。

IMG_9452足回りのパーツだけではなくこのあたりの部品も旧塗装と錆を総剥離して

IMG_9453パウダーコートします。

IMG_9456マインズチタンマフラーはセラコートで美観と断熱性能を持たせます。

BNR32 170号車 2

2024/10/02

BNR32 170号車ですが、フレームが曲がっていましたがどの程度ずれているのか、ジグに載せることに、

IMG_9309右フレームは、

IMG_E9363このくらい折れています、

IMG_9256左フレームも折れています。

IMG_9305BNR32専用ジグに載せると、

002左右よりも上下方向が大きくずれていました。フロント側が下がっているのがわかります。本来この矢印の部分の穴が一致してピンが入るのですが、約8ミリくらいフレームが下がっていて左右も少し振れていますね、

画像1第一メンバーのジグも本来この穴に入るはずなのですが、フレームが後ろに下がっていて入りません、高さも合いません。

今回一番厄介なのは、フレームがこの状態なのに外装がとりあえず取り付け出来ている事です、つまり土台、基礎部分は曲がっているのに上物だけ合うように修理されているという事です。

ですのでこれから土台、基礎部分を修正しますが、修正すると上物がずれてしまう可能性が非常に高くなります。

IMG_9354安心して走行するにはまずは土台、基礎なので修正を行います。

IMG_9366修正完了です。位置が合いピンが入ります。

IMG_9353第一メンバーも適正位置に、

IMG_E9363折れていたメインフレームも、

IMG_9379

修正出来ました、

IMG_9380左フレームも修正完了です。

これから上物の修正に入ります。

過去の修理でコアサポート、インパネ、フードリッジが交換されていましたがそれらの部品の多くは現在入手出来ません、再利用で修正するかドナーから部品取りしてくるか、造るか、のどれかになります。

メインフレームも本来であれば、この修正後ジグ上で新品に交換するのが一番ですが、生産廃止なので修正再利用になります。

ストラットタワーに続き色々なパネルパーツの再生産を準備していますが、それらが完成すれば基本的にどのような事故からでも

復活可能なのですが・・・。

再生産の道のりは険しいです。

Built by legends 車両製作 3

2024/10/01

パウダーコートはアームやデフだけでなく、サスメンバーなど大きなパーツにも行います。

IMG_9332エンジンメンバーです、

IMG_9335塗装済みのエンジンルームには綺麗になったメンバーが似合います。

IMG_9339リアメンバーもパウダーコートが完了したので、

IMG_9342ニスモブッシュを圧入。

IMG_9320リアナックルは

IMG_9301ウェットブラストで仕上げてから、

IMG_9345ブッシュやボールジョイントを圧入します。

IMG_9326同様にフロントナックルも、

IMG_9334綺麗にしてから、

IMG_9346新品のベアリングとハブを圧入、

IMG_9341各ベアリングにはそれぞれグリスシールがありますので、こちらも新品に。

Built by legends 車両製作 2

2024/09/22

Built by legends 車両製作では、通常のシャーシリフレッシュに追加で駆動系のリフレッシュも行っております、

IMG_9240リアデフのOHですが、ケース

やサイドフランジなどパウダーコートを行います。

IMG_9244ピニオン、リングギアは
WPC加工します。

IMG_9252ベアリングやシールを新品に交換し各クリアランスを調整し組み上げます。

ただのOHではなく、性能も見た目も耐久性も!

BNR32 170号車

2024/09/21

BNR32 170号車は、全塗装と以前の事故の再修理でご依頼いただきました。

IMG_9198塗装はクリア層が劣化でダメになっています、

IMG_9254塗装より先に以前の事故の再修理を行いますので、まずはエンジンを降ろします。

IMG_9255見ただけでフレームが曲がっているのが分かります、

1右メインフレームです。

IMG_9256リフトアップした際に右フレームの歪みは分かっていたのですが、左側は見えにくくエンジン搭載時は確認出来ませんでしたが、エンジンを降ろしてみると左側も歪んでいます。

2より正確なフレームの状況を確認するためにこれからボディの三次元計測に入ります。

Built by legends 車両製作

2024/09/18

今年もR’sミーティングが近づいてきました、展示車両は昨年に続きBuiltbylegends(以下 BBL)車両になります。

昨年はR34の完成車2台を展示致しましたが、その2台は現在アメリカにあり、モントレーカーウィークに展示後、次は11月開催のSEMAショーに展示予定です。

今年のR’sミーティングはBBL Mine’s R33の完成車を展示予定で現在製作を続けていますが、

IMG_5968その車両はボディだけでなく、足回りやその他細かなステーなど約150点に及ぶパーツをパウダーコートして仕上げています、それ以外にも、

IMG_9106エンジン本体はMine’s様にて製作していますが、このようなエンジン周辺パーツの仕上げは当社にて作業させて頂いております。

IMG_9111アルミパーツはウェットブラストで

IMG_9123鉄系素材はパウダーコートを行います、それ以外にも

IMG_9107遮熱板には、

IMG_9110セラコートを行います、

IMG_9119塗装後、150度で焼き上げます。

IMG_9120この塗料はセラコートのピストンコートという物で、その名の通りピストンに塗装する物で、断熱、熱反射に優れています。

IMG_9120また断熱性能と相反する放熱性能に優れた製品もあり、そちらは、

IMG_4095インタークーラーやコンデンサーといった放熱性能が求められる箇所に施工します。

セラコート導入に当たり米国にて講習を受け本国認証店になっておりますが、その性能は奥が深く現在も試行錯誤中です。

IMG_5655R’sミーティングまで、のこり一か月と少しですので、完成に向けて頑張ります。