BCNR33 2DINキット

2023/06/06

BCNR33用2DINキットですが、大変ながらくお待たせしており申し訳ありません。

コロナによる工場の休業から再開にはなったものの生産数がオーダー数に全然追い付かずご迷惑をおかけしております。

この度クオリティアップと生産個数アップを図る為、BCNR33 2DINキットを作り直すことにしました。

BNR33 2DIN_page-0001形状も、精度を上げるために、ストラットタワーなどボディパネルの製造ノウハウを活かし、3Dスキャナーにて計測しました。

まずはノーマルを

BNR33 2DIN_page-0002次に突き出しなしの2DINが入る形状へ、

BNR33 2DIN_page-0004テスト品を3D計測して純正とデータ比較、

IMG_2107出来たデータの確認に3Dプリンターにてサンプル品を作成して実車両へ取り付けテスト、

IMG_2109ステーを使用せずにユニットが取り付けられるように改良いたしました。

さらに、以前までのFRP製では、どうしても製造誤差が大きく、また生産速度の問題もあるので、このデータから金型を起こして純正同様のABSもしくはPPにて製作します。

IMG_2191出来上がった試作品がこちらです。

IMG_2192現在は実車両へ装着テストを行い、微調整を進めています。

この後、形状が決まりましたら、純正風の表面処理を行い販売開始となります。

金型製造ですので一気に大量に生産できる為、現在のバックオーダーも初期ロットでご提供できる予定です。

完成までもうしばらく待ちください。

BNR32 大阪府 154号車 2

2023/06/05

BNR32 大阪府 154号車は、

IMG_1536降ろしたエンジンから、

IMG_1537補機類を取り外し、リフレッシュの準備を始めます。

BNR34 153号車 ストラットタワー交換 2

2023/06/03

BNR34 153号車 ストラットタワー交換は、溶接が終わったので次は塗装へ、

IMG_2137まずは下地塗装を

IMG_2162そしてボディ外装と同じように上塗り塗装、

IMG_2165

材料テスト

2023/06/01

日々の業務の中で使用している各種溶剤、塗料、シール材など多種多様ありますが、新製品として出てくるものもあれば、リサーチはしているものの私の知らなかったもの、海外で使用されている物など今まで使っていなかった物も多くあります。

 

定期的に新製品や今まで知らなかった物をテストして、よりいい物を使用出来ればと思っていますが、密着性や膜厚特性などすぐに結果の分かるものはいいのですが、耐久性(特に防錆性能は最重要です)は時間の経過と共に能力差が出てきますので、テストもそれなりの期間かかります。

もちろん各メーカーは塩水試験や摩耗試験、密着係数、引っかき硬度等、各種テスト結果を持っていますので、事前にそれらの情報は頂くのですが、それら試験結果だけでは判断できない事が多く、またそこが重要だったりします。

例えば塩水噴霧試験は塩水を対象物に噴霧し腐食が目視できるまでの時間を計測していますが、対象物が鉄と言っても色々な素材もありますし、全く錆のない鉄と、多少錆の残っている鉄とでは結果も変わってきます。

その為、当社では今までに修理してきた車両のボディパネルの一部に溶剤を散布して放置して経過観察を行っています。

錆がそのままの状態の物からブラストして錆を取り除いた物、少し錆が残っている物などに各溶剤を散布して、経過を見ます。1年で錆が確認出来なくても3年で出る物から、5年経っても錆が確認できない物など色々をあります。

 

今回のその一部のウレタンコート(チッピングコート)のテストを一部紹介します。

これはボディ下回りに塗装している物で、主にタイヤで巻き上げる飛び石からボディを守っています、飛び石で塗装が剥がれるとそこから錆が発生します。新車製造時にも塗装されていますが、その範囲は限定的で特に高年式になるほどその範囲は少なくなります。

7

赤線内の部分にウレタンコート(アンダーコート)が新車時からの散布範囲です。*画像はBNR34です。

新車時から塗られていない部分をアップで見ると

IMG_7791 このように点錆が発生しています、錆は少ないように見えますが、

IMG_7793少し塗装を剥ぐとその下のは植物の根のように進行した錆が出てきます。

腐食の酷い車両は純正のアンダーコートの下にまで錆が進行してきます。純正のアンダーコートは非常に優秀ですが、新車製造時には一切錆のないパネルに散布しているので、中古車に散布するよりいい条件であることは間違いないです。

ようやくテストの説明に入りますが、

IMG_1984まずは修理の為に交換したBNR32のパネルの一部に

IMG_20643社のウレタンコート(チッピングコート)を散布します。

IMG_2091その上にボディに塗るのと同じ塗料を塗装します。(剥がれが確認しやすいように黒にしました)

IMG_2106飛び石の再現にはサンドブラストを使います、地金が出るまでサンプルをブラストします。

IMG_2100サンプルAは一部地金まで剥がれています、

IMG_2101サンプルBはAよりも地金に到達するのが早かったです。

IMG_2102サンプルCです。

アンダーコート剤に求める一つの性能テストですが、この耐チッピング性能は重要です。

あくまで当社の独断のテストですので、どのサンプルがどのメーカーのどの製品かは明かせませんが、地金に達するまでの時間にはかなりの差がありました、ただし価格にも大きな差があり一番高価なものと一番安価な物とで約5倍の価格差がありました。

錆び取り剤、錆止め溶剤等、多種多様な溶剤、材料を使用しながら車両の製作を行っていますが、このようなテストを定期的に行い、また長期間放置テストも並行して続けております。

 

新商品 BCNR33カウルトップブレース 完成

2023/05/31

BNR34に続いて、BCNR33用カウルトップブレースも完成いたしました。

IMG_2090価格はBNR34用と同じく、

左右セットで30000円(税抜き)にて販売致します。

BNR32 大阪府 154号車 1

2023/05/28

BNR32 大阪府 153号車は、

IMG_2067エンジンを降ろして、

IMG_2066これから補機類を分解します。

IMG_2078リアメンバーも降ろしました、

IMG_2079ブッシュが切れていました。

BNR32 大阪府 154号車

2023/05/27

BNR32 大阪府 153号車は、エンジンリフレッシュとブッシュ交換のご依頼です。

IMG_1999

BNR32 宮城県 I様 149号車 6

2023/05/24

BNR32 宮城県 I様 149号車は、強制乾燥とは別に自然乾燥期間を十分にとりましたので、本塗装を行います。

IMG_1893

 

IMG_1894マスキングして、

IMG_1921

 

IMG_1922塗装完了です。後は磨いてパーツの組み付けです。

BNR32 千葉県 O様 143号車 13

2023/05/23

BNR32 千葉県 O様 143号車は組み付けを進めています、

IMG_1865ハーネスの組み付けから、

IMG_1886カーペットへと、

各部点検とクリーニングをしながら進めていきます、ノーマルの車両はいいのですが、社外品や加工の多い車両は大変です。

 

 

BNR34 153号車 ストラットタワー交換 1

2023/05/21

BNR34 153号車 ストラットタワー交換ですが、

IMG_1768BNR34専用ジグに取り付けて位置を合わせます、

IMG_1767車両を組み立てる工場と同じ方式になりますので、このジグ上で固定出来ていることで各部が指定寸法と一致していることになります。

IMG_1769位置がずれないように固定したまま溶接を行います。

IMG_1291カウルトップブレースを製作できたことで、ストラットタワー交換に伴う溶接作業を全てスポット溶接で行う事が出来ます、

IMG_1774交換完了です、

IMG_1772これからボディ全体の塗装に向けて錆び取り等の下処理を始めます。

IMG_1776取り外した純正パネルです。