BNR32 161号車 19

2024/07/21

BNR32 161号車は、エンジンの作業を進めつつボディも本塗装に入ります、

IMG_6329当店では、基本的に塗装の場合、全面に下地塗装を行います。今後の耐久性もですが旧塗装との密着や旧塗装、下地からの影響を遮断する目的もあります。さらに161号車は

IMG_6776ボンネット、フロントフェンダー、ルーフに塗装の剥離が数カ所ありました、この症状は経年劣化(主に紫外線)により起こりますが、一部で始まっているという事はどこが剥げてもおかしくない状態であると思われます、そのような塗装の上に如何に綺麗な塗装を行っても下地から剥離してしまうと元も子も無いので、このような状態の外装では、旧塗装の総剥離をします。

IMG_6850ボンネット、フロントフェンダー

IMG_7689ルーフを総剥離して、リアフェンダー左右は張り替えですので、外装の多くの部分は総剥離からの作業になります。

今回は電着塗装は行いませんので、それぞれの材質に合わせたプライマーを塗装して、その上に下地塗装をさらに行います。

そしてボディ色塗装ですので、161号車は純正のソリッドカラーですがクリアコートも行いますので、4コートの塗装作業になります。

更に各塗装の乾燥工程も十分にとる方がいいと思いますので、当店ではブース内にて60度で約1時間乾燥させたあと、自然乾燥で3週間程度期間を置いてから本塗装に移ります。