BNR34 サビ対策処理 1
2015/10/19錆対策のBNR34ですが、それ以外にも車体が左に流れる、エンジンストールする時があるなど、要調整、修理箇所もありますので、いろいろと作業始めていきます。
まずは、
足回りに異常がいるのがすぐ分かる場合はいいですが、目視では数ミリのアームの歪み等わかりにくい物も多くあります、
まずはアライメント調整で現在の状態を確認します。
この調整が極端なものや、調整範囲ではっすぐ走らないものなどは、調整式のアームに交換・・・ではなく
パーツの交換から始まり、ひどい時にはフレーム修正、交換など、ボディのアライメントから見直さないといけません。
過去にも4輪アライメントでは調整しきれず、フレーム交換になった車両もあります。
今回のBNR34は調整でまっすぐ走るようになりました。
次にエンジンストールの原因はわかっていましたので、交換ノーマルに戻していきますが・・・
アチコチ手直ししていかないといけない部分があります。
ネジ、ナット類も適当な感じですので、スッキリと交換。
出張見積。
2015/10/17以前から遠方の方や不動車、走行困難な車両などの修理可能かの診断や、概算見積もりなどについてお問い合わせが多くありましたが、
総剥離、電着塗装のメニュー発表以降さらに問い合わせが多くなりました。
以前より行っておりますが、出張見積及び、診断もしております。
R32GT-Rの総剥離、電着塗装をご依頼いただきました。融雪剤による錆がかなり進行しておりましたが、この車に乗り続けたい!との熱い気持ちを受けて、作業させていただくことになりました。
作業も多くありますので、すぐに行けるわけではありませんが、1ヶ月~2ヶ月に一回程度で行ける限りどこえでも出張させていただきます。
ぜひお問い合わせ下さい。
ガレージヨシダ
BNR34 サビ対策処理 1
2015/10/13「塗装剥離と電着塗装」 BNR32 046号車 3
2015/10/09「塗装剥離と電着塗装」 BNR32 046号車 2
2015/10/04塗装についてですが、今回の「リメイク」「リセット」の根幹となる部分です。
以前より行っていた、バラせるだけバラして塗装する「本気の塗装」のさらに上「究極の塗装」を行います。
今回行う塗装は、「電着塗装」と呼ばれるもので、新メニューの方で詳しく説明致しますが、今回施工する塗装は、カチオン電着塗装と呼ばれ現在世界の自動車メーカーにて100%採用されているシステムです。(量産車に限る)
電着塗料の入った大きなタンクに車体をつけて、電流を塗料、車体に流し、化学反応を用いて密着性の高い塗膜を形成します。またタンク内に漬け込み
化学反応により密着させるため、パネルの隙間や入り組んだ袋の中など、スプレーでは塗装できない部分まで塗装できます。
今回、新車を製造している電着塗装ラインに車両を入れていただき、現在製造されている新車と同じ工程にて塗装していただきました。
ウェットブラストの液体にて、防錆処理が行えているとしても、それは剥き出しの鉄板の上に薄皮一枚の保護膜があるような状態ですので、この状態での長期保管は不可能です。
車体の塗装とは、メーカーが新車製造時に行う電着塗装の上にボディ色が塗装されています、従来再塗装を行う場合は、出来る限り新車時の電着塗装を残して行います、
そのくらい新車時に行う電着塗装は強く、ゆえに防錆に優れています。錆びてパネル交換及び、パネルが生産廃止でない場合は鉄板から作り出し再現しますが、新品パネルは電着塗装されて届きます、パネル接合部は電着塗装を一旦はがさないと溶接できないため、剥がします。
その為、パネルがなく作り出した部分や、新品パネルの接合部、要は最も錆びやすい部分に電着塗装がない状態です。
もちろん、サーフェサーなど防錆性能の高い塗装や溶剤にで入念に保護しますが、新車より錆びやすいのはあきらかです。
感慨深い瞬間です。製造されたから30十年近くたった今、もう一度新車ラインを通ることになるとは・・。
まさにここからが「リメイク」「再生産」とも言うべき瞬間です。
脱脂槽にてボディに残っている、研磨剤、油分など不純物を取り除きます。
最後には新車と同じく、170℃の焼付窯にて乾燥、定着させます。こちらも通常焼付塗装と言ってもここまでの温度は出せません。
今回電着塗装を行うにあたり、協力してくださった、企業及び担当者様には、中古車の再塗装という無理を聞いていただき、深く感謝を申し上げます。
当店にてウェットブラストによる、部分、総剥離、また新車製造ラインでの電着塗装承ります、ぜひお問い合わせください。
このメニューに限り、第2世代GT-R以外の車両も剥離、電着塗装が行えますので、ご相談ください。
ガレージヨシダ
0745-60-7513
「塗装剥離と電着塗装」 BNR32 046号車 1
2015/10/04この度、新メニューとしまして、今までの「リフレッシュ」よりさらに手を加えた、
「リメイク」「リセット」をテーマにした作業に着手します。
ベースとなる車両は、十数年前に災害に会いその後、保管され続けていた車両です。
その車両の復活をご依頼いただけたことに、まずオーナー様に感謝致します。
今回当店ではパートごとにテストは重ねましたが、実車両では初めての施工になる部分もあります。
以前までは、初めての材料、技術、方法はまず自身の車両にて施工し、実現と確認が出来てからユーザー車両に施工開始するようにしてきましたが、今回は046号車オーナー様に大切に保管していた車両の復活を託していただき、今までの作業以上に気の引き締まる思いです。
作業を開始するにあたり、オーナー様にはまず託して頂いたことにお礼を申し上げます、
「ありがとうございます」。
車両とのご対面。誇りの体積具合が保管されていた時間を物語っています。
今回当店にて導入した塗装の剥離方法ですが、「ウェットブラスト」を導入しました。
新メニューにて詳しく説明させていただきますが、ウェットブラストとは液体と研磨剤(メディア)を一緒に対象物に吹付け、塗装やサビなどを剥離することです。
この液体を使うことが特徴で、水を防錆剤にして行う二次的な処理が可能なことが大きな利点です。
つまり液体(防錆剤を含む液体)に包まれた研磨剤が対象物に衝突し剥離した後、空気に露出した鉄板部分が触れる前に防錆剤にて保護できるのです。
さらに液体が対象物に研磨剤との衝突から起こる摩擦熱を持たせません、これはルーフやフェンダーなどの薄く面の大きなパネルが熱により歪むのを防いでくれます。
また使用できるメディア(研磨剤)がウェットブラストの場合非常に小さなものを使用できるので、対象物に必要以上のダメージを与えません。
パネル部分にされている刻印などドライブラストでは、削れて見えなくなってしまう場合がありますが、ウェットブラストでは綺麗に残ります。
また非常に小さな研磨剤を対象物に当てて行うことにより、表面が均一に荒らされた状態となり、グラインダーや、ブラシ、ペーパーなどで
削った状態よりはるかに、上に塗る塗料の食い付きが良くなります。
つまり、対象物に熱を与えず、塗装、サビを除去し、必要以上に切削せず、液体により、露出した部分の防錆処理が同時に行えるということです。
以前に作業した車両ですが、BNR32のサビの発生の定番ポイントである、ドアヒンジ裏の部分です。ドアを支える部分ですのでパネルの厚みもありますので、多少削っても大丈夫ですが・・。
ワイヤーブラシやグラインダーを使い削り取るのですが、その場合、周囲の鉄板ごと(要は錆びていない部分ごと)削り取る必要が
あります、範囲が小さい場合はいいですが、広範囲ですと周囲の鉄板も薄くなり、また入り組んだところなど器具の形状の問題により除去できない
部分が出てきますので、切り取るしかありません。
新品でパネルが販売されている場合はいいですが、第2世代GT-Rのパネルパーツはこれから生産廃止など出なくなっていく傾向ですので、
新品なパネルがなくなった場合、既存のパネルはできる限り残しておきたいです。
こちらも定番のサビ発生ポイントボンネットヒンジの裏です。このようなサビを
ほとんどサビのみが除去できているのがわかると思います。パネルへのダメージは非常に少ないです、ネジ山も綺麗に残っているのがわかると思います。
重複しますが、このように、ボディへの切削、熱によるダメージを出来る限りすくなく、また塗装の剥離、特に下地にある新車時からの電着塗装を剥離することによる、サビ発生へのリスクを減らし、理想的な、塗装、サビの除去が行えます。
ボディ全ての塗装の剥離が出来ましたら、塗装の工程に進みます。

































