BNR34 M様 159号車 4
2023/12/10BNR34 リアディフェーザーリフレッシュ
2023/12/02ストラットタワー交換続々・・・
2023/11/25部品販売も行っております、ストラットタワーですが当社での交換も多くご依頼いただいております、
ちょっと盛り上がっているだけでも内部から進行してきている錆ですので、表面のパネルに穴が見えるころには中は想像以上に進んでいます、
ストラットタワー交換の為には基本的にエンジンやサスペンションその他外装部品も取り外しますので、それなりに大掛かりな作業になります。
ドンガラまで分解して作業を行う場合はボディ骨格の3次元計測を行って数値の確認も可能です。
こちらの車両は全ての計測位置が基準値内でした、修復歴の有無ではなく本当に重要なのは骨格そのものが正常な位置にあるかどうかです。
ストラットタワーだけでなく、カウルトップブレースもオリジナルで製作しました、
形状はもちろん純正から3dスキャナーで計測し、素材も強度検定も行い純正より強度的に優れた素材を使用しています。
再、再塗装。
2023/11/20
多くの塗装依頼を頂いておりますが、好みのカラーに変更したいとの要望も多いですが、一番多いのは何と言っても経年劣化で塗装がダメになったのを再塗装させていただく事です。
新車時から一度も塗装をやり直さず、初めての再塗装であれば特定の場合を除き旧塗装は大きな問題にはならないのですが、車齢が数十年にもなると過去に事故やその他の損傷により再塗装をしている車両が多くなってきます。
そういった過去の塗装時に下処理不良や硬化剤の比率不良など、一見綺麗にそうに見えても塗装面に問題を抱えている車両があります。
先程特定の場合と言いましたが、新車時の塗装であっても紫外線によるダメージと経年劣化、その他の先天的な要因によって塗装の密着が非常に弱く高圧洗浄機の圧力やエアブローで剥がれてしまう事案も少なからず発生してきています。
これらの塗装不良を下地にその上に再塗装を行っても、密着不良であったり、塗装のチヂミや変色などトラブルが起きます。
このような場合は旧塗装を完全に剥離するのが一番の対策となります。
これらは見ただけで分かる物もありますが、その上に塗装をしてみて初めて分かる物もあります。
その為、塗装クオリティアップの為には理想的には旧塗装は一律全剥離がいいかも知れませんが、全剥離はそれはそれで地金を空気中にさらすリスクもあり、手間もかかり費用も大きくなりますので、一概に何がベストとは言いにくいです。
こちらのボンネットと
トランクですが、過去に再塗装されていたのですが、その際の硬化剤の混合比不良と思われる塗膜の障害があります。
実は当社にて旧塗装の上に下地塗装を行いその上に上塗り塗装を行いましたが、その塗装後、旧塗装の影響による塗膜不良が発覚しました。
その為旧塗装から剥離します。
旧塗装の下にパテが多い場合はウェットブラストで剥離します。
こちらは以前剥離した車両の例です。
車両が古くなればなるほど剥離しなければならない確率は上がってきます。