BCNR33 オーテックバージョン 錆からの復活 17
2013/09/10オーテックの完成も間近になってきました。
ボディも大事ですが、当然車ですので走ってなんぼ、エンジンもボディと同じように長く楽しく乗れるように制作していきます。
新品のN1ブロックが加工より帰ってきました。これより各部のバリ取り、洗浄を念入りにします。
ピストンはいつもの東名鍛造です。純正の価格も上がってきましたので、いっそ制度、耐久性の高い鍛造ピストンもありですね。
ヘッドも面研磨、全バルブガイド交換、シートカットとフルリフレッシュです。今回はチューニングではないので、
ポートの拡大はしません、バリ取り、段付き修正程度です。
バルブのフェースもキレイになりました。
ヘッド組み付け開始します。
バルブはかじり防止にモリブデンをスプレーして
バルブ組み付けん完了。これからシム調整に入ります。
腰下も組んでいきます。
メタルはニスモで。
続いてコンロッドボルトですが、今までは、東名の強化コンロッドボルトを使っていましたが絶版になってしまいましたので、ARP製のボルトに交換します。
純正の弱いポイントですので、対策しておきます。
交換完了、
ピストンとの組み合わせも完了です。ピストンリングの合口調整も済ませておきます。
まずはクランクシャフトから、メタルの調整ももちろん終わっています。
クランクを組み、スラストのクリアランスも調整し、今回も軽くいい感じに回るエンジンになりそうです。
ピストンをセットして腰下完成です。
オイルストレーナーとパッキンはR34を使用します。このほうが耐久性が高そうです。
ヘッドボルトはいつものノーマル、ワッシャーは純正は陥没しますので、東名の強化ワッシャーです。
かじり防止にスプレーして組み付け。
東名のメタルヘッドガスケットです。
ヘッドと組み合わせました。
ヘッドカバーもいつもの結晶塗装です。
インマニ、スロットルなど全て東名メタルガスケット使用です。
BNR34純正タービン、新品で使用します。
マニとの段付きなども修正済みです。
今回のオーテックですが、エンジンルームもあんなに錆びていたので、もちろんエンジン回りも錆が多く発生していました。
そのため、いつもエンジンOH時には交換しないようなパーツも新品交換していきます。
燃料配管も新品です。
こちらは、錆びていませんでしたが、機能面で大事をとって念のため新品で行きます。
エンジン関係では、クランクプーリーも新品に交換しております。こちらも錆が酷かったのと今後を考えての交換です。
ハブ、ハブベアリングも全て交換します。