BCNR33 オーテックバージョン 082号車 東京都 F様 7
2017/07/01東京都 F様 BCNR33 オーテックバージョン 082号車ですが、
溶接して復元、この作業を裏表、リアフェンダーの前、後ろの4箇所、パネル数で言うと今回は20枚程度作り出して溶接。一回で理想の形状にたたき出せないので試作、失敗をいれると・・・
外側の一枚だけならまだいいのですが、切開すると内部も錆びていますので、内部のパネルも製作
大まかな欠損部分が再建できれば、次は、
一番最初にサビ取りからやりそうですが、それですと欠損部分がさらに大きくなくなってしまい元の形、位置がわかりにくくなりますので、大きな欠損部分は先に再生してから、ブラストにてサビ取りに入ります。
082号車はボディ外装や、室内はほぼバラしていないので、いつものように車体を引っくり返すことができません。その為下に潜ってのブラストになります。
はっきり言って相当大変です。
袋状の箇所や、タイヤハウスなどは打ち付けたメディアと水が跳ね返ってくるので砂だらけになります。
ここまで綺麗にメタルの状態にできます、グラインダーや、ワイヤブラシなどでは隙間などこうはいきませんし、ここまでのサビを取り除くと通常は穴だらけになると思いますが、
ウェットブラストは錆びている箇所、錆の組織のみを取り除けるので、理想的に除去できます。
再建した部分もブラスト後はもはやノーマルと分からない程度になったと思います。
あとは、組付だけ・・・であれば早いのですが、今回はブッシュ交換などシャーシリフレッシュはメニューではありませんので、アーム類は基本的に作業対象ではありませんが、綺麗になったボディに錆びたままのアーム、ステーをそのまま組むことはできませんので、
間もなくエンジン搭載です。