BCNR33 オーテックバージョン 錆からの復活 10

2013/07/27

BCNR33オーテックの作業も進行させています。

下回りの錆の処理及び、塗装などの作業性、効率化の為に道具を作っておりました。

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作業もやりやすくなりましたが、何より、防錆溶剤をパネルの隙間に浸透させるために車両が回転するのが狙いです。

下からですと重力がありますので、刷毛などで塗っても限界があります、

本来は、メーカーの新車製造時のように、水槽に車体を漬けるのが一番いいでしょうが、さすがにまねできませんので、この方法

で溶剤を出来る限り浸透させていきます。

 

溶剤を流し込んでいくのは仕上がりの最終段階です、まずは、錆取りします。

というのも左側のサイドステップ、フレーム交換時に、錆が酷くて、ノーマルのスポット溶接の位置もわかりませんし、パネルを外すのに潜って錆をとるのが大変なので、取れる錆は先にとります。

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横にして錆取り始めます。

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1時間くらい、ワイヤーブラシとサンドブラストで錆取りました。
やっぱり想像どうり、吹きっぱなしのサンドブラストは非常に大変です。

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錆を取った後は、溶剤にて処理です。

 

今の処理は、錆を取った個所が作業中に再び錆びないようするための処理です。パネル交換が、鉄板の切り張りが終わりましたら、もっとしっかり回転させながら溶剤を流し込みます。
トランクフロアー、バックパネルは交換しますので、錆取ってません。

穴が開いてしまった個所もありますので、これから車体を戻して、切り張りします。