BNR34 074号車 製作開始

2016/10/23

BNR34 074号車の制作を開始します。こちらは販売車両ですので、完成後販売いたします。

お問い合わせや、作業依頼を数多く頂いている人気メニューの下回り防錆処理ですが、

錆の状態により、プラン1とプラン2を用意しております。

さらに錆の少ない車両用に手軽なライトプランがあります。(こちらは一部ディーラーででも施工可能です)

 

 

錆が進行している車両の復活作業は日々行っておりますが、錆が発生する前の予防にも多くのお問い合わせがありますので、

今回の074号車でまだ錆は出ていないが今後錆びないように予防するためのプランをもう一つ用意しようと思います。

こちらは作業を画像にて見ていただければわかると思いますが、ライトプランに対して、ハードプランです。

IMG_6030いきなりですが、まず車体は完全に空っぽに

IMG_5932その上でひっくり返して洗浄します。ハードプランではシーリング、ウレタンコート、液状防錆剤などの塗料や、溶剤がよりしっかりボディに定着するように、錆びていない車両でもしっかり洗浄し、脂分や汚れを落とします。

 

通常のライトプランでも十分に効果はありますが、ボディのリフレッシュと防錆対策をしっかりやるならとの思いで行っております。

IMG_5951内部から

IMG_5929手作業でしっかりと

IMG_5942隅々から、できる限り、フレームの内部まで洗浄します。

 

ここから下回りはシーリング作業を施工し、全面に2液製ウレタンコートを散布し、その上からボディ同色塗装を行います。

 

通常の車両なら、10年~15年程度で故障していなくても寿命を迎え廃棄されていきます。融雪剤が頻繁にまかれる地域や、海沿いの地域など特殊な場合を除き、

その10年~15年間の間に錆は発生しても錆により車両が使用できなくなることは希です。

 

ですが、通常の使用期間以上車両に乗り続けて行く為には機関はもちろんですが、ボディもリフレッシュが必要だと思います。

モール類など特にそうですが、こういったボディのリフレッシュも、パーツの出るうちに行っておくと無くなってからよりは費用も抑えられ、今後、10年15年と走り続けていくにあたり安心です。

 

エンジン、シャーシに続き、ボディリフレッシュをメニュー化します。