BNR32 055号車 「塗装剥離と電着塗装」 14
2016/09/03055号車は電着塗装と、その上に上塗りとの密着性を高めるためと、(近年、純正塗装車両で、電着塗装とボディ色塗装の剥離する車両が見受けられますので、今後少しでもその様な剥離がおきにくいように。)
さらなる保護の為に下地塗装を入れています。
オリジナルドライカーボンルーフの貼り付けが完了したので、下回りの処理に入ります。
まずは各部にシール材を充填していきます。上下の画像でシール材を入れているのがわかると思います。
シール材はもちろん水の浸入を防ぐためもありますが、メインフレームやサイドシルなどどうしても完全密封できない箇所もありますし、それどころか水抜き穴を塞いでしまうと、内部に水が溜まってしまいます。
また通気の悪さも錆の原因になります。
それでもメインフレームなど純正では施工していない箇所にシーリングするのは、パネル同士の接合面やど重なっている部分は、雨天走行などでの水分がたまりやすくまた、浸透圧で隙間の中へと水分が侵入し留まり、錆の発生を招きます。
その為、ノーマル車両でよく錆びている部分など、シーリングしておきます。