レシーバータンク、４極圧力スイッチ、ハーネスのキット
2016/06/11オリジナル商品の４極スイッチキットのご注文も増えております。時期でしょうね。夏に向かって暑くなってきておりますので、R134エアコンキットは注文が多く、少しお待ちいただいている状態です。
このキットのみで販売可能ですのでぜひお問い合わせください。
4極スイッチの解説は・・・・。
BNR32GT-Rには、標準で電動ファンがついていますが、水温が90度以上で尚且つエアコンＯＮ時にしか作動しません。
簡単な処理で、エアコン作動時に電動ファンを作動させることは出来るのですが、この場合、エアコンＯＮ時に常に電動ファンが廻ります。
電動ファンが効果的なのは停車時や、低速走行時のみで、走行風がある程度ある段階では逆に抵抗にしかならず、また電気的にも負担です。
手元でスイッチ制御も簡単にできますが、乗っている人間がこまめにオン、オフするのはどうかと思います。
水温は追加メーター等で確認でき、追加メーターに電動ファン制御の出力がある物もありますが、水温に対しては自動制御できますが、エアコンに対しては有効に電動ファンを使えません。
そこでこのキットを開発しました。
まずBNR32の純正のシステムでは、エアコンガスの圧力スイッチは2極で、ガス漏れなどによりガスが無くなった場合にコンプレッサースイッチをカットする低圧カット（1.8ｋ）、次に、効率低下や外気温上昇などによりガス圧が上昇し過ぎた場合にカットする高圧カット（27ｋ）の、二つのカットしか出来ませんでした。
つまり夏場の渋滞などで、走行風もなく、一番エアコンが必要な時に高圧カットでエアコンが効かなくなります。
（代替えフロンや、レトロフィットなどでR134を使う場合、どちらもR12よりガス圧が高くなってしまいますので、同じく、一番エアコンが必要なときに高圧カットがかかりエアコンが効きません）
そこで純正の2極スイッチを4極スイッチに変更します。4極スイッチを使うことにより、ガス圧が上昇した場合（17ｋ）にまず電動ファンをオンにします。
一定圧力までガス圧が低下（14ｋ）しますと電動ファンを停止させます。
