シャーシ防錆処理 プラン1 BCNR33 オーテックバージョン 049号車
2015/12/01シャーシの防錆処理のお問い合わせが非常に多いので、メニュー化致しました。
防錆処理プラン1とします。
こちらはまだ大きなサビは発生していないが、今後を考えて錆びにくいようにすることが目的です。
部分的な塗装や処理も効果はありますが、やはりリアメンバーやエンジン、ミッション、各配管などの裏は
洗浄もうまくできませんし、何より塗装も防錆剤も届きにくいです。
そういった届きにくい奥まったフレームや、パネルはどんどん生産廃止になっており、錆てきた場合に修理が非常に困難です。
プランの内容としましては、まず出来る限り下回りのパーツを外し、
洗浄→小規模のサビ取り→溶剤をサビ取り部に散布(錆を取りきれなかった部分はサビ転換材、ほぼサビの取れた部分は、プライマー)→シール材施工(純正でシールされていない部分をシールします。)→チッピング塗装→ボディ色塗装→パーツを組み付けて行きながらクリアパスター吹付け。
サビが小規模以上の物は、プラン2とします。
ウェットブラストにて錆除去→サビにより、欠損してしまった箇所の復元作業→プラン1へ
まずはオーテックバージョン049号車にプラン1を施工します。
リア周りです。燃料タンク、アテーサのポンプ、ブレーキ配管、燃料配管など外します。
エンジンもメンバーごと外します。もちろんフロントストラット部も処理します。
BCNR33オーテックバージョンの049号車はほぼサビがない状態ですので、プラン1で対応可能です。
こちらは現在作業中のオーナー車両ですが、小規模以上ですので、プラン2にて対応中です。
やはりアンダーコートを塗っていない部分から錆びていきます。しかも錆びて欲しくない端から・・。
ここまで錆びるとウェットブラストにて錆を出来る限り除去してからでないと上から塗っても後からサビが出てきます。
ただ各部診断したことろ、パネル交換なしでも復旧できるギリギリのレベルと判断しました。