BNR32 サビ修理 042号車 6
2015/11/13042号車完成です。
板金、塗装完成後のノックスドールでフィニッシュです。
フェンダーアーチの錆びやすい部分です。インナーフェンダーは交換せずに(すでに生産廃止で部品がないのもありますが)サビ除去、2液のサーフェサーで塗装、
新品に交換したアウターフェンダーも裏側まで同じく、2液性のサーフェサーで塗装してからの組み付けです。
マッドガード裏の一番錆びやすい部分ですね。ここは、外からも内部からもシール材を塗っています。
今まではこのシールの塗りこみが手の感覚だけでした、その為シール不良の為、水の浸入などありシール材のやり直しなどありましたが、そのスコープの導入で目視点検が可能になり、シールの確実性が上がると思います。
ノックスドール散布後です、全体に液状の防錆剤が散布されているのが分かるかともいます。
このような散布作業も、スコープの導入により、今後確認ができるようになりました。
ついに完成です。外観はもちろん綺麗になりましたが、今後サビが発生しにくいように内部の処理もしっかりしております。
前回、修理の痕跡がないような修理について書きましたが、リアフェンダーを交換した車両のこの部分は、純正風で仕上げました。(もちろん内部には手塗りでシール材を練りこんでいます)。
長いあいだお待たせいたしました。時間をかけていただいた分、入念な作業が出来たと思います。
ありがとうございました。