BCNR33 170号車 1
2024/12/15BCNR33 170号車は、作業を進めていきます、
旧塗装を総剥離してパウダーコートしました、同時にパワステーホースも交換。
状態のいい車両ですが、ブッシュ類はゴムなので走らせていなくても経年劣化します、
フロントハブベアリングは片側に焼けがありました、ハブベアリングは走行距離での摩耗による劣化や、サイズアップしたタイヤによる入力の増加やサーキット走行でグラベル部を踏むような走行など負荷による劣化の可能などありますが、製造から20年以上も経過すればベアリング内部のグリスの劣化もあります。
同じ事がサードリンクのベアリングにも言えます、ハブベアリングよりは、はるかに負荷が少ない部分ですが、劣化しない訳ではありません。
リンクブッシュも交換し、ベアリングも交換、グリスももちろん新しい物を入れて組み付けます。
キングピンベアリングは整備要領書ではメンテナンスフリーとなっています、???。
「基本的には、」とありますが、ここでいう基本的とは「通常の使用期間、使用方法において」メンテナンスフリーなのでしょう、通常の期間と方法ですが、まず方法は単純にサーキットなどの競技やそれに近い使用方法の事だと思いますが、期間はどの程度なのでしょうか、キングピン内部のグリスはハブに比べて高速回転することは無いので熱もあまりかからないでしょうが、グリスである以上、経年で劣化はします。
キングピン部に製造から10年くらいで問題のあったGT-Rは競技使用かホイルを何かに接触させたような事故案件以外では見たことがないです、しかし20年、30年となると状況は変わってくるのではと思っております。
メーカーの使用想定期間を超えて使用する場合は、メーカーの想定を超えたメンテナンスが必要になると思います。
タイミングベルト、ウォーターポンプの交換もご依頼いただいておりましたので、行っていきます。
ヒーターホース類など搭載前に各部のチャックをして
フォーク部やスプライン部など場所と用途に合わせたグリスでグリスアップしてから組み付けます。
そして洗浄と塗装を行ったアームやナックルに新品ブッシュやジョイント類を組み付けています。













