BNR34 下回り防錆処理 塗装編

2024/11/21

BNR34 下回り防錆処理はシャーシブラックを取り除いた後はその下にあった錆を除去します。

IMG_0134錆を除去した後は錆止めの溶剤を塗ります。錆止め溶剤と言っても様々なものがありますが、当社では過去何種類もテストを行いベストだと思えるものを使用しています。

全ての箇所にベストではなく画像のようにかなり綺麗に錆を除去できる部分には空気と水を遮断し強固な密着性のある溶剤を使用し、パネルの奥や錆が綺麗に除去できない部分には錆の進行を抑える溶剤を使用します。

更に画像は車両が上下逆さまになっています、そうすることで通常ではできないボディ下部から上に溶剤を浸透させることが出来ます。

特にこの部分はBCNR33とBNR34では新車時からシール材が塗られていない箇所で、室内側にしかシールされていません、その為、

IMG_9802こちらは現在修理作業中のBCNR33のサイドステップインナーパネルですが、

image22このように室内にはシール材があるので下から水は入ってきませんが、フロアパネルのと間で錆が進行します。

IMG_0134この錆を除去するためには先ほどの画像のようにサイドステップを取り外すしか出来ませんので、穴が空くほど酷い腐食の場合は修理の為に取り外しますが、そうではない車両ではパネルを分解はしません。

しかし、それほど錆が進んでいない車両の場合でも構造は同じなので内部には少なからず錆はあると予想できます。

その為、車体を逆さまにしてこの隙間に溶剤を流し込み内部に発生してあるであろう錆を抑制するとともに、

IMG_0151まずは溶剤で隙間を密閉します。ただしこの溶剤は硬度が高いので硬化後車体の捻じれと経年劣化でヒビが出来る可能性がある為、

IMG_0152硬化後、その上からシール材にてさらに密閉します。

image33

 

ここを塞ぐシールをします。

この後さらに2液性ウレタンコートで保護します。