BNR32 166号車

2024/05/30

BNR32 166号車は、下回り及びエンジンルームなどの錆修理と塗装、そして取り外したタイミングでブッシュ類、ベアリングなどシャーシリフレッシュをご依頼いただきました。

IMG_7546まずは、分解から、

IMG_7583錆、腐食の修理で溶接作業を伴う為室内も分解しました。

IMG_7597今回の作業に必要な分解完了です。

IMG_7600早速回転させて各部の確認をしていきます。

IMG_7604定番のジャッキアップポイントは突きあがっています、

IMG_7605それ以外にもサイドステップはダメージのある部分が何カ所かありますね、

IMG_7611メインフレームも以前に修理された跡と、

IMG_7612内側からの腐食により穴が空いておりパネルもかなり薄くなっているようです。

IMG_7614フロアパネルも腐食で穴が空いております。まずはここから修理を始めます。

IMG_7613パネルの重なっている部分を中心に腐食が進んでいます、

IMG_7615腐食箇所を大きめに切除して、

IMG_7616一枚目を再生、

IMG_7620次に2枚目も再生、ついでに周辺にも穴が空くような腐食が無いかまずは軽くさび落とし、

IMG_7610次に反対側のメインフレームはまずはどのあたりまで切除するのかファイバースコープで内部の状況を確認

IMG_7631切除します。

IMG_7632予想以上の内部腐食でした、

IMG_7633底のパネルはペラペラになっていました。

IMG_7635底だけではなく側面のパネルも、

IMG_7634錆ています。

IMG_7676鉄板から切り出して再生していきます。

IMG_7682再生完了です、切開したところから中をのぞくとまだ錆、腐食があったので、追加でもう少しカットしました。内部の薄錆は除去し溶剤処理しています。

IMG_7683

両側面も再生しました、次はサイドステップの修理へ