BNR34 162号車 4

2024/02/28

BNR34 162号車ですが、

IMG_6013裏返して

IMG_6019まずは洗浄します、

IMG_6020オイルやグリス、さらにシャーシブラックでしょうか、それ以外にも防錆剤を部分的に塗ってありますが、これらの防錆剤の上にシール材や塗装を行っても剥がれやすいですし、それよりも基本的には錆が出てきてから防錆剤を塗られている場合がほとんどです。

つまりそれら防錆剤の下に錆があると言う事になりますので、その錆を取り除く必要があります。

IMG_6044洗浄完了です。

IMG_6046様々なもの散布されていますので、洗浄も洗車のように洗剤で洗うだけでは取り除けません。溶剤や道具を駆使して材料に適した除去方法でそれら散布物を除去します。

IMG_6015それらの下から錆が出てきます。

IMG_6014こういった錆を出来る限り取り除きます。

IMG_6061錆の除去も先ほどの付着物同様、その範囲や深さ、場所に応じて道具を選定します。

IMG_6062今回はパネルに穴が空かない程度の錆、腐食で良かったです。

IMG_6084大まかな錆が取り除ければブース内にて錆除去の仕上げ作業に入ります。

 

錆を取り除いて地肌が露出した箇所にはその範囲と形状により溶剤とプライマーを使い分けて外気を遮断します。

パネルの隙間などはその奥に錆が発生していると思われますが、その錆を取り除くためにパネルを切断するかは錆の程度により判断します。

今回は切断は無しです。

車両を回転させながらそう言ったパネルの隙間に溶剤を流し込みます。重力の問題で車両を回転させないと内部には浸透しませんので、回転させることが重要です。

IMG_4646次にシーリングと2液製ウレタンコートを行います、

IMG_4650そしてボディ色塗装です。

IMG_6088今回はオーナー様の要望でソリッドブラックです、何か真っ黒もすごい迫力です。