BNR34 埼玉県 N様 144号車 1
2022/06/30BNR34 埼玉県 N様 144号車は、
後から塗られているチッピング材を剥がしていきます、当店で施工しているような2液製ではない為、溶剤で比較的簡単に剥がせます、
その錆を取り除いていきます、錆びる前に塗っていればいいのですが、基本的には錆び始めてから塗るのでこうなります、それでもシャーシブラックやアンダーコート材には錆止め成分も入っているのが多いので、何も塗らないよりは進行を遅らせていると思います、ただしその後の錆び処理でこれらを剥がすのが大変ですが、
車体を逆さまにして隙間に溶剤を流し込みます、エポキシ系の溶剤で隙間を塞ぎ、内部の錆を空気から遮断、そして今後水分の侵入を防ぎます。
ボディを裏向けているからこそ溶剤を隙間に侵入させることが出来ます。
その後はシールの打ち直しです、もうこの辺りなんかシールを入れるべき場所には全く入っていません、
手作業で塞いでいきます、ただこの場所は今まで錆が酷い車両でもそんなに大きな問題になっている個所ではありません、もっと重要な個所でシールがされていない部分も多くありますので、そういった箇所を入念にシーリングしていきます。
そして2液製ウレタンコートからのボディ色塗装、今回はシリカブレスに全塗装です。
錆びやすい部分も溶剤、シール材、ウレタンコート、ボディ色塗装と行いました。