BNR32 東京都 U様 136号車

2021/07/26

BNR32 東京都 U様 136号車は、エンジンからボディのトータルリフレッシュでご依頼いただきました、

IMG_1996まずは現状確認から、各部、

IMG_1997劣化や、

IMG_1998色々な症状が、

IMG_1999出てきています、

IMG_2001ボディは全塗装で復活させていたいと思います、

IMG_1987機関もお疲れの様です、

 

IMG_2029その為にまずは分解、

IMG_2035定番の箇所は、

IMG_2034予想どおりくらいでしょうか、

IMG_2048早速エンジンを降ろして、

IMG_2049エンジンはリフレッシュ作業を始めます、

IMG_2094マッドガード裏は、腐食が進んでいましたが、

IMG_2096表面の一枚目だけでなんとかなりそうです、もちろんパネルの合わせ面はそれなりの錆はあるでしょうが、それを取り除くためにはパネル交換が必要になりますので、今回は溶剤処理で進めていきます。

IMG_2098板金処理完了です、

IMG_2093ボンネットに凹みが無数にあり、以前にひょう害に合われたようです、数えてみると136個ありました、パテで拾うと全面になってしまいますので、デントリペアで修理したいと思います、

当店では腕のいいデント職人が来てくれていますので、この車両に限らず塗装前の板金にデントリペアを活用しています。

普通デントリペアと言うと塗装作業無しで凹みを修正できるますので短時間で修理できる為、結果としてコストが下がり、また塗装しないことで車両価値を損なわないというメリットも大きいです、

 

ただ第二世代GT-Rになると年数的に新車時から未塗装のオリジナルであっても塗装の劣化が進んでおり、再塗装の必要性が出てきている車両が多くありますので、塗装はどちらにせよ行いますが、少しでもパテを入れないで仕上げるために、時間とコストはかかりますが、下処理としてデントリペアを行っています。(パネル形状によりデントリペアが行えない箇所は通常の板金か、パテを使用しています。)