エアコン点検
2021/07/18本日は過去に当店で製作した車両をお預かりましたが、ついでにエアコンのチェックをご依頼いただきましたので、作業させて頂きました、
まずは外気温ですが、屋内でもなかなかの暑さです、
アイドリング状態でエアコン全開で吹き出し口がこの温度です、これでも冷たく感じますし、オーナー様も冷えるには冷えているけど、ついでに見て欲しいとの事でした、20年以上前の車ですので、こんなもんかと思います、当店でリフレッシュ作業を行った際もエアコンは手を付けていませんでしたのでおそらく新車時よりそのままかと思います。
まずは現在のエアコンガスを回収しそのガスから不純物を取り除き再生します、規定量より少なかった分を補充します、特に故障していなくとも年々ほんの少しづつガスは減少します。
エアコン添加剤も同時に施工して、ここまで下がりました。
非常によく効くようになりましたので、今年の夏は快適かと思います、ただしこれはエアコンの修理ではありません、現在エアコンが効かない状態になっている物をこれで修理することは出来ません、故障している物はその原因を修理しない限り治ることはありません、この機械ではガス量の適量化とガスの再生が行えますので、効きが弱まっている車両には有効かもしれませんが、
そもそも数十年前の車両ですので、コンデンサー、エバポレーター、コンプレッサーなどあらゆるところが劣化していますので、効きが悪い、効かないなどの場合は根本的には交換や修理が必要です、しかし当店ではエンジンルーム内の分解作業が非常に多いのでそのタイミングで単にエアコンガスを抜いて入れるだけより、この機械で少しでも以前よりエアコンが快適になるように導入しております。
