KGC10 ハコスカ 電着塗装 パート1 下処理編

2020/06/06

今回ようやく、ハコスカの電着塗装を行いました、現在当店では第2世代GT-Rの作業を多くご依頼いただいておりますので、GT-R以外の車種については、部分的に受けさせて頂いている状態です。

今回は大阪にある旧車専門店 ノスタルジックガレージ様よりハコスカの電着塗装をご依頼いただき施工させて頂きました、(https://www.nostalgic-garage.com/)

IMG_8748ベース車両は腐食も酷く、

P1030911フロアも穴が開き、

P1030944各部錆が進んでいます、

P1030950後ほど説明いたしますが、この時代の車両は現在とは製造方法が違い錆びやすい上に長い年月が経過していますので、ここまで腐食していてもそれなりかと思います。

P1030953ダメな部分は、全て切除して、

P1030930鉄板から切り出し製作します、

P1030960作るパネルの量もかなりです、

P1030964原型のない部分など成型に苦労します、

P1030965ある程度パネルを作れば、

 

P1030977接合していきます、

P1030984錆びた個所全てを先に除去したいのですが、あまりに錆、腐食が酷い場合は、錆を取ると骨格そのものがなくなってしまうので、錆び取りと製作を交互に繰り返していきます、

P1040024少しづつ復元していきます、

P1040057左がダメになっていれば当然右側も、

P1040069ブレーキ踏んだらそこが抜けそうです、

P1040081次々切り取ります、

P1040077ステップの中もダメですね、

P1040092こちらも次々パネルを作成します、

P1040079できるだけ、

P1040099元に忠実に、

P1040152復元をしていきます、

P1040177右ステップも完成です。

P1040207トランク内の酷い状態ですので、

P1040225取り外して、

P1040234パネルで作っていきます、

P1040315残せそうな部分は、錆を取り除いて、

P1040323フロアも作ってから、

IMG_7583宙づりに出来る強度が確保できてから、また錆び取りを続けます、

IMG_7585ウェットブラストで、

IMG_7587根こそぎ錆を取っていきます、

IMG_7688出来る限り全ての錆、塗装を剥離します、

IMG_7689ようやく塗装の下準備が出来ました。パーツ2へ続く・・・・。