BNR32 R134エアコンキット ver1.1完成 施工事例
2013/12/10BNR32 R134エアコンキットの取り付け方法です。
ver1.1は、コンデンサー、レシーバー、圧力スイッチのセット品です、あとは、日産純正部品ですので、
日産でお買い求めできます。
今回の取り付けはフルキットの取り付け方法になります。
今回はバンパーを外さずにやってみます。
まずは、ここまでばらします。エアクリーナー、パイピング、次にパワステポンプをずらします。
バンパーと付けたままでやる場合は、左ヘッドライトを外さないと電動ファンが外れません。
この段階でバンパーとインタークーラーを外す方法の方がいいかもしれないと思いました。
ラジエターも外します。
純正のコンデンサーを外します。
当店のR134エアコンキット ver1.1を箱から出します。
まずはそのまま取り付け。
このコンデンサーの取り付け金具は付属していませんので、日産部品等で購入してください。BCNR33純正です。
このステーをそのままではなく、コンデンサーの位置の調整に多少の長穴、削りの加工が必要です。
そのまま取り付けた状態では、ハイキャスのクーラーホースにチャックが接触しますので、
ユックリ軽く曲げてよけます。
コンプレッサーはBCNR33前期純正です。今回はリビルト品を使用します。(ver1.1キットには含まれていません)。
エアコンの配管類もBCNR33前期純正がそのまま使えます。(ver1.1キットには含まれていません)
エバポレーターはBNR32の物がそのまま使えますので、交換不要ですが、今回はフルキットですので交換します。
そのまま使えますが、最低でも清掃しないと、大概の場合このような状態になっている場合が多いです。
取り付け後はここのクリアランス調整が一番山場です。どこにも干渉しないように調整します。
ラジエターのシュラウドに干渉していますので、シュラウドを少しカットします。
コアサポートにも干渉していないかチェックします。干渉する場合は先のステーで調整するか、
コアサポート側を少し削るか、曲げてください。
個体差、修復歴ににより干渉する車両と、干渉しない車両があります。
以上問題が無ければ、ガスを入れて完成です。コンプレッサーベルトはもちろんBCNR33用をお使いください。
テンショナーベアリングも古い場合新品に交換が望ましいです。
2点とも ver1.1キットには付属していません。
次回の取り付け車両は、バンパー外す方法で行いたいと思います。