BNR32 ノックドール、防錆処理
2016/08/17程度極上のBNR32の防錆処理の作業をご依頼いただきました。
程度のいい個体を、さらに長持ちするように処理させていただきます。
右側は砂利や砂が溜まっています。内圧抜きのドラフターが右側にはあるのでどうしても、このように内部に貯まります。
これが水も入りますので、湿気を含み中から錆びてく原因となります。
洗浄してキレイにします、幸いにもこの車両はサビがまだ発生していませんでした。
ここには水抜きのゴムのプラグがついているのですが、左がついていたものです。ゴミが貯まるのと、ゴムの硬化、変形で水は抜けなくなり、内部に貯まり出します。今回左右とも新品に交換します。
続いてメインフレームの内部にもノックスドールを散布していきます。
同じ車両のサビ修理ばかりしていると、リアフェンダーの様に錆びやすい部分もよくわかるようになりますが、同時に特に錆びて欲しくない(部品が生産廃止ででない、パネルの交換が非常に手間がかかる)箇所がわかってきますので、重点的に処置します。
リアのこのフレーム部分はパネルが3重になっており、湿気がたまりやすく、錆びると修復が大変です。