BCNR33 ストラット錆修理 1
2013/06/07BCNR33定番のストラット回りの錆修理を紹介します。ここはエンジンルーム側はシールされていますが、
タイヤ側はシールされていませんので、そこからタイヤの巻き上げた水が浸入し錆びてきます。
下側から進行していますので、エンジンルームのシールを錆が押してきている頃には、内部ではかなり錆が進行しています。
ここの錆修理は、表に出ている錆をとったぐらいでは、内部の錆はそのままでうので、またすぐに出てきます。
そこで、当店がオーテックで行っているようなパネル交換による、修理を行います。
ただしオーテックの場合は、その他への錆も酷かったので、
このようにメインフレームを残す全てのフロント回りのパネル交換を行いました。
ここまで行うには、かなりの費用もかかりますので、
今回はストラットのパネルのみの交換で費用を抑える方法を実施します。
まずは、実際に作業するモデルカーです。
外に見えている錆はこの程度です。シール部のみ出てきているのより、少し進んでいる状態です。
内部は、ここまで錆びています。
開けてみてみるとよくわかりますが、外に出ている錆を取っただけでは、あまり効果は望めません。
この状態で、取れる限りの錆を取り除いて、鉄板が残る程度の錆であれば、その後防錆剤で処理して、
また塞ぐのも一つの方法ですが、今回もそうですが、錆はここまで進むと根が深く、錆を取りきると、鉄板に穴が開きます。
サスのアッパー部分で力もかかりますので、鉄板が薄くなるのは良くありませんので、
ストラット一式交換となります。
しかも交換するストラットには純正では、されていない、下側のシールももちろん施しますし、
パネルの合わせ面にも水が浸入しないように処理ます。
多くのR33、最近では、R34でも出てきているポイントの錆ですので、今後の為にシッカリ処理したいと思います。
またこの作業にはエンジンを降ろす必要がありますので、同時にエンジン関係の消耗品の交換も行います。
次回パネル交換の作業に入ります。
当分の間、当店がR33オーテックの錆修理に取り組みだして得た、ノウハウをキャンペーン価格で、提供させていただきます。
興味のある方は、ぜひお問い合わせください。