BNR32 千葉県 O様 143号車 5

2023/03/29

BNR32 千葉県 O様 143号車は、腐食箇所をコツコツ修理しています、

IMG_0844燃料タンクを降ろさないと確認出来ない部分のですが、ここはBNR32で内部から腐食が起こりやすいポイントです、表からは錆はあまり見えませんが、フレームが変に膨らんでいます、R33、R34のストラット部と同じくこの箇所はパネルが2重構造になっておりその間に水分が入ると内部から錆びてきます、

IMG_0847まずは切開してみます、膨らみから腐食範囲を予想して切開しましたが、切開範囲が小さかったようです、

IMG_0851もう少し前後に大きく切開しました、これでようやく錆の終わりが見えてきました、

IMG_0857横まで錆が上がってきているので、横まで切開します。

IMG_0860錆を取り除きます、根の深い錆は完全には取り切れませんでしたので、それらは溶剤にて処理します。溶剤乾燥後、

IMG_0960自動車用鋼板から形状に合わせてパネルをつくり溶接して完了です。

*この部分だけが錆びているのではなく、車体のパネルの重なる部分には大なり小なり必ず錆は発生しています、全てを取り除くには、車体骨格を全て分解するか、別の方法が必要になりますが、今はまだそこまで施工出来ません、ですが、酷い部分だけでもこのように復旧することで少しでもボディが長持ちすればと思います。