BNR34 北海道 N様 127号車 12
2022/06/09BNR34 北海道 N様 127号車は、下回りに塗られていた、
純正以外のシャーシブラックやアンダーコートを剥がしながら出てきた錆を取り除き必要に応じて板金修理してきましたが、
ようやくもうすぐ終了です、過去の他店での修理後なども出てきました。とにかくアンダーコートなどを綺麗に取り除くのが大変です、ドライアイスブラストも使いますが最後は手作業になります。
それでも純正のままではなく何かを塗ってこれていたからこそ、錆がこの程度で抑えられていたと思います。
でも錆を処理せずその上から塗装されていたりするので一度取り除かないとどこに錆があるのかも分からないですし、何より溶剤で溶けてしまうアンダーコートの上に塗装しても反応してしまいダメになってしまいます。
ですので、色々な防錆剤を塗られている車両はまずはそれらを取り除く作業が必要になります。
その後溶剤処理をして、シーリングを行い、その上に2液製ウレタンコートを行います、画像が逆さまではありません、車両が逆さまになっています、車を回転させるメリットは作業のやりやすさはもちろんですが、溶剤などを通常では流し込めない方向で流せることです、出来る限りパネルの隙間に充填していきます、内部の錆に効果があるのは当然ですが溶剤が隙間を埋めることで水の侵入を防ぎます。
その後ようやく塗装です、今回はオーナー様の要望でミッドナイトパープル3を塗装します。
ベースコートだけではBCNR33のミッドナイトパープルに近い色になります、