BCNR33 オーテックバージョン 060号車 7
2017/11/29BCNR33 オーテックバージョン 060号車ですが、下回りのシーリング作業に入ります。
シールしないといけない部分から見当違いのところにシール材を塗られています、機械が作業する量産車ならではの部分ですね、新車同様に再現するなら、同じくでたらめな塗り方をしないといけません。
もちろん新車時の再現を当店では目指しているわけではありませんので、しっかりと
塗るべきところにはしっかり塗ります。ここから水が侵入し錆びて腐食してしまっている車両を多く見かけます、燃料タンクを外して初めてわかる部分ですので、
車検時に下回りを軽く見たくらいでは分かりませんし、通常の板金屋さんではリアメンバー、燃料タンクまで外しませんので大きな錆になってフロアに穴をあけるまで気が付かないことが多い部分です。
この上からさらに全面に2液性ウレタンコートを散布します。これが値段は通常の物より何倍も高価なのですが、その分、いやそれ以上に強く、飛び石、融雪剤などからボディを守ってくれます。
ただし、しっかりした下処理や、分解作業が必要になります。