BNR34 076号車 11

2017/01/05

076号車はエンジン塗装の準備中です。足付けしてすぐに塗装できれば、早く完成するのですが・・。その前に

IMG_7215一見錆のなさそうなストラットですが、

IMG_7220左右ともよくよく見ると・・・。

IMG_7222シールを剥がせば、

IMG_7231左右とも、シールの裏には錆がいます。

 

この車両が錆びているというわけではなく、ほとんどの車両がシールをめくればこの程度は、錆びています。ストラットが生産廃止になった以上、大きく錆びて来る前に処置しておきます。

せっかくエンジンルーム全体を塗装するのですから、錆処理とシールの打ち直しはしておきます。美観も大事ですがそれ以上に骨格が大事ですので。

IMG_7250手作業でサビを出来る限り取り除きます。

IMG_7263錆止めの特殊2液製溶剤を流し込みます。

IMG_7191フロントフェンダー内部のサビの部分も

IMG_7256サビを取り除いていきます。

IMG_7245反対側も

IMG_7257取り除いていから溶剤で処理します。

 

今回の車両のように手作業で錆が取れるレベルの場合は、サビ取りをして溶剤、サーフェサー、本塗装といった感じですが、錆がこれ以上深い場合は部分的にウェットブラストを行います。

IMG_6478溶剤が乾かないと次の処理ができませんので、その間にエンジンの作業を行います。ヘッドガスケット交換と、ポンカム到着です。