BNR34 サビ修理  066号車 9

2016/10/09

サビ修理のBNR34 066号車もようやくフレーム関係の組付が完了しました。

IMG_4823サビ、腐食でなくなっているパネルは取り外し、

IMG_4965新品パネルがまだ出る部分はどんどん交換します。

IMG_4977内部がここまで錆びると・・・

IMG_4979表からいくら処理してもすぐに出てきます。

IMG_4825新品が出るのはほんとにありがたいです。おそらく数年後には生産は意思により、このような新品への交換作業はできなくなるでしょう。

IMG_4972当店でも過去最高クラスのサビでした。

IMG_5662新品パネルを取り付けました。生産ロボットでないと入らない部分は仕方ないとしても、できる限りスポット溶接にて取り付けて行きます。

IMG_5663すでに生産廃止で出ない部分などは鉄板から復元していきます。

IMG_5666

新品パネル以外の各部にまだサビが残っているのが確認できると思いますが、パネルを外した内部は部分的にウェットブラストにてサビを除去し、処理したあとパネルを接合しています。

 

本来であれば、サビ、腐食したパネルを全て外して、下回りをまるごとウェットブラストするのが理想的ですし、手間も省けますが、

この車両ほどサビ、腐食が進んでいると、(フロアも取り外しています)メインフレームの多くを取り外していますので、固定具なしでは骨格が歪んでしまいますので、

 

作業時間はかかりますが、部分的にパネルを外し、ウェットブラストでサビ除去後、下地塗装を行い、新品パネル、復元パネルを接合して、その後に車体をカーベQにセットして、ウェットブラストを行います。