BNR32 栃木県 H様 129号車 6
2021/01/16BNR32 栃木県 H様 129号車は下回りの塗装が完了し、
次は室内と外装ですが、
接合面や溶接した箇所はその後他の箇所に比べてどうしても錆びやすくなるので、このように錆が発生する可能性が高いです。
またサイドステップも、
板金、修復した後がありましたが、かなりパテを盛って処理してあり、そのパテの下から錆が発生していたので、パテと錆を除去しました。ここから修正します。
このような以前の作業の再修理を行う事は車が古くなればなるほど多くなると思いますし、複数オーナーの車両は以前にどのような修理がされていたかも分からない状態だと思います。
129号車のオーナー様に聞かれたわけではありませんが、
よく質問される内容に、以前の修理が良かったのか、悪かったのか、その方法が適切だったかどうか、があるのですが、車だけを見た場合ならもっとしっかり修理した方がいい、もっとしっかりした処理をした方がいいなどと判断できるかもしれませんが、
車だけでは判断は出来ないと思います、どの場面でもその車両にはオーナー様がいて、予算があると思います。後からの判断ではそれがわかりません、つまり少ない予算でなんとか修理したい、または今は別の箇所がより大きな問題を抱えているので今はとりあえず処置をして、今後しっかりと修理しようなど、その時の「状況」があると思います。
もしかすると少ない予算であったにも関わらず、その時作業した職人さんの心意気で何とか費用を抑えて修理していたかもしれません、その時のオーナー様がその作業に満足していたのであればそれは「いい仕事」だったかもしれませんし、別の予算が十分にある方から見れば「中途半端な仕事」だったかもしれません、
作業の良し悪しを結果だけは判断が難しいと思います。